サラブレッドの「毛色」全8種類を見分け方は?

【基本雑学】
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みなさんこんにちは!、春のGⅠ戦線も終わり、美しく輝く競走馬たちをたくさん見たことかと思います。よく見ると、真っ黒な馬、チョコレート色のような茶色い馬、そして雪のように真っ白な馬など、さまざまな色の馬がいますよね。

日本で走っているサラブレッドの「毛色(けいろ)」は、JRA(日本中央競馬会)の規定によって「全8種類」に明確に分類されています。

「あの馬の名前は何だっけ? 確か茶色い馬だったな……」
そんなとき、毛色の知識があれば馬を見分けるのが一気に楽しくなります!この記事では、全8種類の毛色の特徴と代表的な有名馬、そして「毛色によって走りの特徴や性格に違いはあるのか?」という競馬民永遠のオカルトテーマについても解説していきます!

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JRAが定めるサラブレッドの毛色全8種類

それでは、日本国内で認められている8種類の毛色を、頭数の多い順番(見かける確率が高い順)に紹介していきます。

1. 鹿毛(かげ)

競馬場で最もよく見かける、サラブレッドの王道とも言える毛色です。

  • 特徴: 体の毛は明るい赤褐色(茶色)から暗い茶色ですが、「長命(たてがみ)」「尻尾」「四肢(足の先端)」の3箇所が真っ黒なのが大きな特徴です。
  • 代表的な有名馬: ディープインパクト、アーモンドアイ、キングカメハメハ、イクイノックス

2. 栗毛(くりげ)

鹿毛に次いで多く、全体的に明るい黄褐色(オレンジ〜きつね色)をした美しい毛色です。

  • 特徴: 鹿毛と違って、たてがみや尻尾、足の先まで体と同じか、それ以上に明るい茶色・金色をしています。たてがみが白や金色に近い馬は「尾花栗毛(おばなくりげ)」と呼ばれ、非常にファンが多いです。
  • 代表的な有名馬: オルフェーヴル、タイキシャトル、グラスワンダー(尾花栗毛の代表格:トウショウファルコ)

3. 黒鹿毛(くろかげ)

鹿毛よりもさらに黒みが強く、チョコレート色や濃いコーヒーのような色をした毛色です。

  • 特徴: 全体的に黒っぽいですが、目の周りや鼻の周辺、お腹の下あたりに茶色い部分が残っているため、完全に真っ黒ではないことで見分けます。
  • 代表的な有名馬: ナリタブライアン、シンボリルドルフ、ジェンティルドンナ、コントレイル

4. 青鹿毛(あおかげ)

黒鹿毛よりもさらに黒く、一見すると「真っ黒な馬」に見える毛色です。

  • 特徴: ほとんど黒ですが、鼻先や目元など、皮膚の薄い部分がわずかに褐色(茶色)を帯びています。光の当たり方でほんのり茶色が見えるのが特徴です。
  • 代表的な有名馬: フジキセキ、デアリングタクト、マンハッタンカフェ

5. 芦毛(あしげ)

生まれたときは黒や茶色ですが、年を重ねるごとにだんだんと白くなっていく不思議な毛色です。

  • 特徴: 若い頃はグレー(灰色)ですが、シニア(高齢)になるとツヤのある美しい純白に変化します。ファンからは「おじいちゃん・おばあちゃんホース」などと愛されることも多いです。
  • 代表的な有名馬: オグリキャップ、メジロマックイーン、ゴールドシップ、クロノジェネシス

6. 青毛(あおげ)

サラブレッド全体の中で、わずか1%未満しか存在しない非常に珍しい「完全な真っ黒」の毛色です。

  • 特徴: 季節や光の加減に関わらず、全身の毛からたてがみ、尻尾にいたるまで、どこを見ても完全に漆黒です。独特のミステリアスな美しさがあります。
  • 代表的な有名馬: シーザリオ、ヴィルシーナ、ヒシミラクル

7. 栃栗毛(とちくりげ)

栗毛よりもさらに濃い、暗い赤褐色(栗の皮のような渋い茶色)をした毛色です。

  • 特徴: こちらも非常に珍しい毛色で、全体の数%しかいません。全体的に重厚感のある深い茶色をしています。
  • 代表的な有名馬: サクラローレル、マーベラスサンデー

8. 白毛(しろげ)

サラブレッド界の奇跡とも呼ばれる、最も希少な毛色です。

  • 特徴: 芦毛とは違い、生まれた瞬間から全身の毛も皮膚も真っ白です。目や鼻の周りの皮膚がピンク色をしているのが大きな特徴です。突然変異で生まれることが多く、確率的には数万頭に1頭と言われています。
  • 代表的な有名馬: ソダシ、ハヤヤッコ、シロニイ

【競馬のオカルト】毛色によって性格や走りの違いはあるの?

競馬界では古くから「〇〇毛の馬は〜〜だ」という格言や噂(オカルト)が存在します。科学的な根拠は薄いですが、知っておくと予想のスパイスになります。

  • 「栗毛の馬は気性が激しい?」 オルフェーヴルやサッカーボーイなどの印象が強いためか、「栗毛=我が強くて狂気的な末脚を持つ」というイメージを持つ競馬民が多いです。
  • 「芦毛は気分屋で頑固?」 ゴールドシップの破天荒なエピソードや、マックイーンのマイペースさから、「芦毛は調子の波が激しく、走るかどうかは馬の気分次第」と言われることがあります。

実際には毛色を決定する遺伝子と、身体能力や正確に関わる遺伝子は別物とされていますが、血統の偏りによって「この一族は栗毛で気性が荒い」といった現象が起きるため、あながち完全な迷信とも言い切れないのが競馬の面白いところです。

お気に入りの「毛色」を見つけて競馬を楽しもう!

サラブレッドの8種類の毛色についてご紹介しました。 競馬場に足を運んだ際や、週末のパドック映像を見るときは、ぜひ馬たちの「毛色」にも注目してみてください。

「今回は黒鹿毛の馬がパドックで一番ピカピカに輝いていて調子が良さそうだ」 「白毛の馬が出ているから応援馬券を買ってみよう」など、

毛色が分かるだけで競馬の楽しみ方は何倍にも広がります。あなただけのお気に入りの毛色の馬を見つけて、熱いエールを送りましょう!

それではまた!

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