厩舎所属ジョッキーとフリーのジョッキーの違いとは?

【基本雑学】
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みなさん、こんにちは!だいぶ暑くなってきましたね。季節の変わり目で体調を崩してしまっている人も多いかと思います。約2年続いたマスク生活も終わりつつあるので、体調管理大事にしていきたい所ですね。

さて、暑くなってきたという事は夏競馬が始まってきております。毎年魔境といわれますが、大荒れが多いので、穴党の人はうれしい季節なんでしょうか?私としては大盛り上がりの春のGⅠシーズンが終わりつつあるのが寂しく感じます。来週の宝塚記念こそ勝利で締めくくりたいですね!

そんなGⅠシーズンも佳境となっている中、先月こんな記事をまとめました。

本サイトでも取り上げさせて頂きましたが、岩田望来ジョッキー厩舎所属から、フリーに変わったという内容になります。これを聞いて「へ~。」という感想だけの人も多いと思います。ベテランジョッキー達はフリーのイメージが強いですが、実際の所、所属フリーで何がどう変わるのかまとめてみましたので、ご参考になればと思います!

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厩舎ってそもそもなに?

厩舎とは、競馬用語では調教師が管理する施設・組織の総称として用いられます。JRAで言いますと、茨城県の美浦トレーニングセンターと滋賀県の栗東トレーニングセンターの2つの拠点があり、このいづれかにそれぞれの調教師をトップとする厩舎を構える形となります。話題の競走馬で分かりやすくすると「パンサラッサ」を管理する調教師、矢作芳人さんが管理する施設や組織を矢作厩舎とよびます。

どうでしょう?なんとなくイメージ湧きましたでしょうか?的確に捉えているか微妙ですが、「競走馬を管理する調教師さんのチームを○○厩舎と呼んでいる」こんなイメージがわかりやすいでしょうか。

厩舎所属ジョッキーとは?

では、本題の厩舎所属ジョッキーについてですが、調教師率いる厩舎に所属しているジョッキーの事を指します。厩舎に所属することで次のようなメリットがあると考えられます。

・所属している厩舎から毎月お給料がもらえる(調教のお手伝い)

・所属厩舎の馬に騎乗できる(調教騎乗・レース)

デビュー仕立ての新人ジョッキーはいきなり多くの騎乗依頼があるとは思えませんし、厩舎に所属し収入も安定させつつ、調教師さんから勉強させてもらいつつという形が通例のようですね。

参考までに、現在の調教師リーディングの上位3厩舎の所属ジョッキーは下記になります。

1位 中内田厩舎・・・西谷誠ジョッキー

2位 杉山(晴)厩舎・・・服部寿希ジョッキー

3位 矢作厩舎・・・坂井瑠星ジョッキー 古川奈穂ジョッキー

比較的若手のジョッキーが多いですね。経験を積んでどんどん研鑽していって欲しいですね。

無所属(フリー)ジョッキーとは?

フリージョッキーについてですが、厩舎に所属せず、自分実力で依頼を受け騎乗機会を増やしていくジョッキーを指します。フリーであることのメリットは次のような事があげられます。

・厩舎のしがらみに縛られず自分で騎乗馬を判断できる。

・厩舎のスケジューリングに捕らわれないので、自分の時間がとれる。

中堅、ベテランジョッキーの方は、フリーとなっている方が多いみたいですね。現在リーディングトップを走る川田ジョッキーを初め、上位のジョッキーの多くはフリーとなっているようです。

まとめ🐴

結論、若手ジョッキーや、騎乗機会を多く求めるジョッキーには厩舎所属によるメリットがかなり大きいと思われます。逆に騎乗依頼があり程度入り、トレーニングや時間の管理を自分でコントロールできる中堅以上になると、フリーに転身し、自分のリズムで活躍するという流れが多いみたいですね。

ですから、先日の岩田望来ジョッキーのフリー転身は、ある意味一人前の証のような所も大きいのではないでしょうか?

今後の活躍にますます期待ですね!それではまた!

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