みなさん、こんにちは！秋のGⅠシーズン始まりましたね！夏競馬でさっぱり当たらなかった方も、、、切り替えていきましょう！
さて、今日は競馬におけるムチの使用の役割について確認していければと思います。
※競馬におけるムチの使用にはいくつかの理由や目的があります。ただし、その使用方法や頻度については、動物の福祉を考慮した上での議論がなされており、国や競馬組織によって規定が異なる場合があります。
ムチの使用理由としては大きく以下の３つが上げられると考えます。
意味①：激励
ムチを使う主な目的の一つは、馬を最後まで全力で走らせるための激励です。一部の馬は、レースの終盤で疲れてくると自らのペースを落とすことがあるため、ムチを使って騎手が馬の集中を保ち、最大限のパフォーマンスを引き出すことが狙いです。
意味②：方向修正
ムチは馬の方向を微調整するためにも使用されることがあります。特に、他の馬との接触を避けたい場面などで、騎手がムチを使って馬の注意を引き、走路を変えることが求められる場合があります。
意味③：コミュニケーション
競馬の中で、騎手と馬とのコミュニケーションツールとしてもムチが使用されることがあります。騎手はムチを使って馬に何を期待しているのかを伝えることを行っています。
しかし、近年、動物福祉の観点からムチの使用に対する批判や懸念が高まってきています。そのため、多くの国や地域でムチの使用に関する規定や制限が設けられています。例えば、一定回数以上のムチの使用を禁止する、或いは特定の部位に打つことを禁じるなどのルールが設定されている場合があります。
最終的に、ムチの使用は馬の安全と動物福祉を最優先にしながら、競馬というスポーツの公平性やエキサイティングな要素を保つためのツールとして適切に使われるべきだと考えられています。
JRAの「ムチ」の使用のルールは？
上述の通り、「ムチ」の使用の役割がありますが、動物愛護の観点から国際的にも「ムチ」使用に関して厳しく取り決めをする流れがあります。こと日本、JRAにおいても従来は「ムチ」の連続使用は10回まで認められていましたが、現在は連続使用は５回までと厳しくされました。
これを破ると過怠金などの罰則が科せられる場合もあり、騎手の方々も従来よりも考慮した騎乗が求められております。
いかがでしたでしょうか。「ムチ」の使用に関しては実の所、あまり効果がないという研究もあったりするので、本当の効果や意味というのは馬によってしまうんじゃないかと思う部分もあります。。ついつい最後の直線はガンガン追ってもらった方がよい着順になるのではとみてる側も力が入ってしまいがちですが、競走馬も含め皆が安全にレースができるようにルールがあるので、頭の片隅にあれば少しは納得できるかもしれないですね。
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